むし歯|JR近江八幡駅で歯医者をお探しの方は【はちまん駅前歯科】まで

診療時間
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※火曜が祝日の場合は翌日水曜が休診
★:土曜、日曜、祝日午後は14:00~17:00
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むし歯の早期発見のカギは定期検診
むし歯の原因を突き止めて再発防止

初期のむし歯は、治療をしなくても経過観察で様子をみて治癒することもありますが、発見が遅れると治療が必要になります。
治療期間や治療費を抑えるためには、できるだけ早めに治療に取り掛かるのがおすすめです。
歯は削る量や回数が多くなるほど弱く脆くなります。むし歯の再発を防ぐために、むし歯の根本的な原因を突き止めて、改善できるようサポートしております。

痛みを抑えた治療への取組み

当院の歯科治療は、痛みや体の負担をなるべく少なくするように心がけております。レーザー治療器・電気メスを使用することで、治癒のスピードが早く身体の負担が軽減します。
また、電動麻酔器を導入しており、麻酔液を一定の圧力で注入できることで刺激を抑えています。
痛みに弱い方は、治療前にカウンセリングを行っていますので、お気軽にご相談ください。人目を気にせずゆっくりとお話できる空間です。当院は、患者さんと歯科医師が二人三脚で治療を行えるように、コミュニケーションにも重視しています。

むし歯の4つの原因

「菌(主にミュータンス菌)」「糖質」「時間」「歯の質」の4つの条件が重なると、むし歯になります。
むし歯は細菌によって引き起こされますが、口内に菌がいるだけではむし歯にはならないのです。
ミュータンス菌は、ケーキやドーナツなどの甘い食べ物に多く含まれる「糖質」をエサにしています。「糖質」を分解するときに、ミュータンス菌は酸を出すことで歯を溶かしていくのです。
酸に溶けやすい「歯の質」だと、歯の表面の層である、エナメル質からカルシウムやリンなどのミネラル成分が溶け出して、歯に穴が開き、むし歯が進行していく仕組みです。
原因をしっかり突き止めることで、再発防止ができるのでご自身の「歯磨き」や「食事」などの生活習慣を見直しむし歯を繰り返さないようにしましょう。

むし歯の進行と治療法

                             
進行内容治療法

初期むし歯(C0)

初期むし歯は、歯の表面は溶かされてツヤがなく、白く濁っています。これをホワイトスポットといいます。
しかし、この段階であれば、歯が持つ再石灰化の作用によって、溶けだした、ミネラル成分を修復し、治癒することがあります。
痛みなどの自覚症状はなく、見た目も気が付きにくいです。

初期のむし歯は、再石灰化の作用だけで治癒する可能性があります。
十分な歯磨きと、歯科医院でフッ素塗布などの歯質強化のケアを行い経過を観察していきます。

むし歯(C1)

歯の表面のエナメル質を溶かしたむし歯です。黄色や茶色っぽい変色や小さな黒ずみができますが、痛みやしみを感じることはほとんどないため発見するのが難しいです。歯科医師の目でないと見逃してしまいます。

エナメル質が溶けてしまうと、再石灰化による自然治癒は望めません。
感染した部分を削り、歯科用プラスチックを詰めていきます。エナメル質を削る際は痛みが伴わないため、麻酔は使用しません。 治療回数は1回で済むことが多いです。

象牙質まで進んだむし歯(C2)

エナメル質を溶かし、さらに奥の象牙質まで進行した状態です。穴が開いて黒っぽく見えます。神経の近くまでむし歯になるため、冷たい物や甘い物を食べると、痛みを感じることがあります。

むし歯になっている部分を削り、金属やセラミックなどの詰め物もしくは、被せ物をします。
象牙質は神経に近く、削ると痛みを感じるので、麻酔をして治療を行います。
詰め物を製作する期間が必要になるため、約2〜3回の通院が必要です。

神経まで進んだむし歯(C3)

象牙質を溶かし、さらに奥の神経(歯髄)までむし歯が進行した状態です。むし歯が神経(歯髄)まで進行していると、温かい食べ物や飲み物でも痛みを感じます。また、何もしていなくても痛みを感じ、炎症により頬が赤く腫れることもあります。

神経まで進んだ場合は、感染した神経とむし歯菌を除去・清掃を数回行います。その後、神経があった部分を無菌状態で保存できるように薬を詰める治療を行います。
これは根管治療といって、細菌に感染した歯を抜かずに保存できる唯一の方法です。
約5~7回の通院して治療を行い、最終的には、土台を立てて被せ物をします。

歯根だけ残ったむし歯(C4)

歯の頭の部分(歯冠部)が溶けてしまい、歯の根だけが残っている状態です。神経が死んでしまうため、痛みは感じなくなります。しかし、放置すると歯の根の先に膿がたまり、顎の骨まで感染が広がり炎症(骨髄炎)を起すこともあります。発熱するなど、全身の健康に悪影響を及ぼすため、痛みがなくても早めに治療を受けましょう。

神経が死んでしまい、歯根だけになってしまった歯は保存することが難しいです。
この場合は抜歯し、失った歯の部分を補う入れ歯やブリッジなどの義歯治療を行います。

定期検診・メンテナンスの重要性

歯科医院は「むし歯や歯周病を治療するために行く場所」というイメージが根強いです。しかし、これからの時代は「病気を防ぐために定期検診に行く場所」という考えがスタンダードになりつつあります。
たとえばむし歯になると、歯を削る必要があります。しかし、削った歯は完全にもとに戻ることはなく、脆くなり、何度も再発を繰り返すと、ついには抜歯せざるを得なくなります。
そんな悪循環に陥らないように、定期検診に通い、むし歯予防・早期発見することが大切です。定期検診を受ける習慣があれば、むし歯や歯周病などのお口のトラブルを早期発見・治療できます。通院期間・治療費・精神面でのダメージが減らせ、ご自身の歯を守れます。
むし歯は初期の段階では、自分では気がつきにくく、プロの目が必要です。
定期検診は、身体の健康、大切な歯を守るための「運命のカギ」といえるでしょう。