【歯の予防の知識(2)】プラークコントロールでむし歯予防
みなさま、こんにちは。
JR近江八幡駅北口すぐの「はちまん駅前歯科」です。
「プラークコントロール」という言葉、皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう。
しかし、プラークコントロールとはどういうことなのか、その意味をきちんと理解している方は少ないのではないでしょうか。
プラークコントロールは「プラーク(歯垢)」を「コントロール」すること。
つまり、歯垢を減らすことを意味します。
歯垢とは食べもののカスが歯に付着し、細菌が繁殖したものです。
歯垢が長時間付着し続けると、歯の表面を溶かし穴をあけてしまいます。
これがむし歯の始まりです。
むし歯を発生させないために、毎日の歯磨きはプラークコントロールにおいて大切です。
歯垢を減らすことで、むし歯や歯周病などのお口のトラブルを回避することができます。
今回はプラークコントロールについて、むし歯や歯周病予防のためにわかりやすく解説します。
プラークコントロールの具体的な方法は、以下の通りです。
- 毎日の歯磨き習慣
- 食生活の見直し
- 歯科医院での定期検診
プラーク除去の基本は、毎日の丁寧な歯磨きです。
特に就寝前の歯磨きを重点的に行いましょう。
デンタルフロスや洗口液の併用もプラーク除去に有効です。
そして、食生活も見直しましょう。
糖分が含まれている甘いおやつはプラークのエサになりやすく、歯の表面にプラークが付きやすい状態をつくります。
間食はできるだけ避けるのが得策です。
さらに、歯科医院での定期検診と予防ケアを受けることで、プラークコントロールを強化できます。
定期的に検診を受けることで、ご自身のお口の環境をきちんと知ることができますし、むし歯があっても、初期の段階で治療ができるので、大切な歯を守ることができます。
また、定期的にクリーニングや歯石の除去を続けることで、プラークの再付着を防ぐことも可能です。むし歯や歯周病予防に大いに期待できますよ。
自宅でのセルフケアと歯科医院で受けるプロケアを併用することで、プラークコントロールの効果は大幅にアップします。
「はちまん駅前歯科」では、一人ひとりのお口の環境に合うセルフケア・プロケアをご提案します。
健康なお口の環境を保つため、一緒にプラークコントロールに取り組みましょう。