【予防歯科】お口の機能が心身の衰えに影響?オーラルフレイルを予防するためには
みなさま、こんにちは。
JR近江八幡駅北口すぐの「はちまん駅前歯科」です。
最近の研究で、1秒間に発音できる「タ」と「カ」の回数が少ないと2年後には軽度の認知障害や、社会とのつながりの減少が起こりやすいということがわかり、2021年に発表されました。
(参考:国立大学法人 岡山大学「舌がよく動く人は栄養状態が良好で身体が元気!」より)
(参考:岡山大学) >
お口の機能と全身の健康には、どのような関係があるのでしょうか。
全身の健康に影響を与える「オーラルフレイル」とは
お口の機能が衰えて、食べものをこぼしたり滑舌が悪くなったりする現象のことを「オーラルフレイル」といいます。
オーラルフレイルになると、心身にさまざまな影響を与えます。
・噛めない食べものが増えて食への関心が薄れる
・食事をとるのを億劫に感じるようになり栄養バランスが偏る
・うまく食べられないことから外食を避けるようになり社会性が低下
・引きこもりがちになることで身体機能が低下
心と身体の健康を維持するためには、オーラルフレイルを予防することが大切になるのです。
オーラルフレイルを予防するために
オーラルフレイルを予防するためには、よく噛んで食べる、会話などでお口を動かすなどお口の機能を維持させることを意識しましょう。
また、むし歯や歯周病などで歯を失ってしまうと、噛みづらさや発音のしづらさからオーラルフレイルにつながりやすくなります。
オーラルフレイルを予防するためにも、8020運動に取り組むことがおすすめです。
8020運動は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」というのを目標にした運動です。
80歳というのは提唱当時の平均寿命、20本というのは自分の歯で食事を食べるのに必要とされている本数です。
(参考:厚生労働省‐e-ヘルスネット「8020運動とは」より)
(参考:厚生労働省) >
お口の機能維持が心身の健康につながる
一度失ってしまった歯は、髪や爪のように生え変わることはありません。
お口の機能を維持させるために、お口まわりの筋肉が衰えないようにするのに加えて、歯を失わないように心がけることが大切です。
定期的に歯医者に通うようにして、むし歯や歯周病の早期発見・早期治療をめざしましょう。
当院では、定期検診の際ささいな変化にも気付けるように歯科衛生士の担当制を採用しております。
お口のメンテナンスは、気軽に「はちまん駅前歯科」にご相談ください。