80歳で21本も歯がある!北欧スウェーデンの歯磨き法~ワンタフトブラシがおすすめ~
みなさま、こんにちは。
JR近江八幡駅北口すぐの「はちまん駅前歯科」の山田です。
北欧スウェーデンといえば、おしゃれなインテリア雑貨で人気の国。
実は、「むし歯予防の先進国」といわれる顔を持っていることを、ご存知でしょうか?
北欧では、砂糖の消費量は日本の約2倍といいます。それでいて、むし歯がある人は日本の半分以下にすぎません。
そのためスウェーデンの80歳代は、平均約21本、自分の歯が残っています。対して日本は、それよりも8本も少ない13本です。
20本、自分の歯があれば、噛むことでしっかりと旨味を引き出せるため、おいしいと感じながら食べることができるため「食の幸せ」を満喫できるといいます。
スウェーデンで推進されている歯磨きのコツを、わかりやすくまとめると、以下の3点です。
・歯間ケア
・フッ素ケア
・歯科医院でのプロケア
これさえ継続できれば、むし歯や歯周病に悩まされず、生涯に渡って自分の歯で食事を楽しめることでしょう。
歯磨きで大事なのは、むし歯になりやすい場所をしっかりと清掃すること。そのカギとなるのが、歯間です。
・歯と歯のすき間
・歯と歯ぐきの境い目
・奥歯の噛み合わせの部分
・むし歯を治療した詰め物・被せ物の周辺
これらの「むし歯になりやすい場所」を、しっかりと磨いて歯垢を残さないことがポイントです。
そこでおすすめなのが「ワンタフトブラシ」です。
ワンタフトブラシは、丸い小さな毛束だけの歯ブラシです。ヘッドが小さいので、磨きにくい狭い場所にも届き、清掃効率が大幅アップします。
デンタルフロスなどの歯間ケアアイテムと組み合わせての使用がおすすめです。
たいていの歯磨き剤にはフッ素が配合されていますので、フッ素を使っている人は多いと思います。
大事なのは、歯磨きのあとで口をゆすがず、フッ素の効果を歯に浸透させること。
通常の歯磨き剤をゆすがないと気持ち悪いという場合は、いったんゆすいでから再び、浸透させるための仕上げ磨きを行います。
仕上げ磨き用のフッ素の配合率が高い歯磨き剤もありますので、歯科医院の受付で聞いてみてください。
北欧スウェーデンでは、小さな子どもの頃から歯科医院で定期検診を受けることが根付いています。
毎日の歯磨きではどうしても届かない部分に汚れが蓄積していきますので、プロのテクニックで定期的にキレイにするのです。
むし歯や歯周病の早期発見もできますので、痛くならないうちに対処できますし、治療費も節約できます。
「これから定期検診を始めたい」「正しい歯磨きのやり方を教えてほしい」という方は、はちまん駅前歯科へお気軽にご相談にお越しください。お待ちしています。