コラム|JR近江八幡駅で歯医者をお探しの方は【はちまん駅前歯科】まで

診療時間
9:00~13:00
14:00~18:00

休診日:火曜日
※火曜が祝日の場合は翌日水曜が休診
★:土曜、日曜、祝日午後は14:00~17:00
最終受付は終了30分前まで

歯科医師および歯科衛生士の方で、
当院にて勤務希望の方お電話お待ちしております。

tel0748-31-3677

  • 地図
  • メニュー

成人の8割以上?全身の健康を破壊する歯周病

みなさま、こんにちは。

JR近江八幡駅北口すぐの「はちまん駅前歯科」の山田です。

 

皆さんは、日本人の成人の約8割が歯周病にかかっているといわれていることをご存知ですか?

 

「8割もいるはずがない」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは厚生労働省が発信している情報なので、正しい数値と思われます。

 

国は歯周病が全身の健康にまで悪影響を与える点についても警鐘を鳴らしています。

 

今回はそんな日本における歯周病についてわかりやすく解説します。

 

日本で歯周病が蔓延しているのはなぜ?

◎日本と欧米の予防意識の違い

 

予防の先進国であるアメリカやヨーロッパと比べると、やはり日本の歯周病の発症率は飛び抜けて高いといえます。

 

これは日本人と欧米人における予防意識の違いが主な原因といえるでしょう。

 

欧米では、むし歯・歯周病は予防して当たり前、という風潮があります。

 

一方、日本では、「歯医者さんはむし歯・歯周病になってから通う」という考え方が広く根付いていますよね。

 

しかしこれでは歯周病を予防するのは難しいです。

 

◎歯周病は沈黙の病気と呼ばれている

 

歯周病は”沈黙の病気“と呼ばれるほど、自覚症状に乏しいです。

 

特徴的な症状はいろいろと現れるのですが、意識しなければ気付かないものばかりです。

 

日本人が自分の歯ぐきの色や形まで毎日チェックしている人はほとんどいないことも、歯周病が蔓延している理由のひとつといえます。

 

定期検診を受けて歯周病を早期発見・予防しよう!

歯周病が自覚しにくい病気であれば、定期検診を受けるのが一番です。

 

3ヶ月に1回程度の頻度で専門家にチェックしてもらえば、進行する前に発見することができます。

 

歯科検診やメンテナンスを定期的に受けるようになると、歯周病を予防することも難しくなくなります。

 

歯周病が全身の健康を破壊する?

歯周病の早期発見・早期治療、あるいは予防をここまで強くおすすめするのは、進行させると全身の健康にまで大きな悪影響を及ぼすことがあるからです。

 

具体的には、誤嚥性肺炎や脳梗塞・心筋梗塞、糖尿病などにかかりやすくなります。

 

妊娠中の女性の方は、早産・低体重児出産のリスクが上昇するため要注意です。

 

つまり、歯周病というのは全身の健康のみならず、お腹の赤ちゃんにまで深刻な悪影響をもたらすことがあるのです。

 

まとめ

このように、歯周病は自覚しにくく、気付いたら頃には重症化している怖い病気ですので、可能な限り予防、早期発見・早期治療に努めましょう。