おやつは子どもの成長に必要!歯に良いおやつレシピ3
みなさま、こんにちは。
JR近江八幡駅北口すぐの「はちまん駅前歯科」の山田です。
「子どものむし歯を予防したい。原因になりやすい『おやつ』を止めた方がいい?」…そんな思いがよぎることもあるかもしれませんが、その考え方はNGです。
子どものおやつは、成長のためのエネルギーを得るために欠かせないもの。管理栄養士は子どものおやつは単なる間食ではなく「第4の食事」と指導しています。
子どもは胃袋が小さいので、1日3食では、成長に必要なエネルギーを十分に得ることはできないのです。
お子さんの歯をむし歯から守ることは大切ですが、健やかな成長のためには栄養のある「おやつ」を与えることが重要です。
「おやつ」が、むし歯の原因になりやすいのは、甘いお菓子そのものよりも、ダラダラと飲み食いを続ける食べ方に問題があることのほうが多いといえます。
むし歯菌は、食べものに含まれる糖をエサにして繁殖し、むし歯をつくります。お口の中にいつまでも糖が残っている状態が、最もむし歯になりやすい状態です。
決まった時間にサッと食べて、食べ終わったら歯を磨く…こうした生活習慣を守っていれば、むし歯を予防できます。
すぐに食べ終わる「おやつ」を選ぶのがおすすめです。例えば、くだもの、牛乳、チーズ、プリン、ゼリー、ヨーグルトなど。
気を付けなければいけないのは、歯に挟まりやすく、お口の中に長く糖が留まる「おやつ」です。例えば、ケーキ、クッキー、キャラメル、チョコレート、アメ、グミ、ガム、甘いジュースなど。
ダラダラとお口の中に入れたままにがちなのも要注意ですね。
おやつを手作りする余裕がある時は、「第4の食事」を意識した簡単レシピは、いかがでしょう?
【1】 具たっぷりのおむすび、またはスープ
(具は、かつおぶし、じゃこ、梅干し、ひじき、わかめ、ゆでた小松菜など野菜、のりなど。梅干しの塩味と、かつおぶしの旨味で味付けできるので、塩は入れず、塩分控えめに)
【2】 カンタン焼きイモ
(サツマイモの輪切りをフライパンで焼くだけ)
【3】 チーズとタマゴとほうれん草のホットサンド
(ゆでた野菜と目玉焼きと溶けるチーズを食パンにのせてトースターで軽く焼くだけ)
カルシウムをはじめ、歯・骨・体の成長に良い栄養価が高い「おやつ」で、お子さんの健康を守っていきましょう。
はちまん駅前歯科では、お子さんの食生活についてのアドバイスも行っています。わからないこと、聞いてみたいことなどがあれば、お気軽にお越しください。